感じたこと、思ったことノート

主観の瞬間的垂れ流し、混沌の整理、迷子の自分探し。井戸の底から雲の上まで。

ウズラ から 卵 最近のこと Michael Forster - I giorni: Andante 景色

ウズラって雌雄鑑別が難しいからスーパーの卵に有精卵が混じってて、孵卵器で温めると1パックに1匹くらい生まれたりするっていうじゃない?それで1,2羽くらいなら飼えるし、子供と育ててもいいかなと思ったのね。4月末くらいかな。こっちの連休明けで新しいウズラの卵が売ってたから買ってきて、8個だけ温めてみることにした。

このために孵卵器買うのももったいないから、小さい容器に入れてアクアリウム用の水温計くっつけて冷蔵庫の上の38度前後になる位置に置いたの。適当だから37度から40度ってところ。転卵は気が付いた時にして、水は指の先濡らしてピッピって全体にかけたのと、乾燥しすぎないようにペーパータオル濡らしたのを丸めて入れて蓋は半開にしてね。孵卵器の一定な環境とはかなり違うけど、まぁ鶏の親鳥だってこのくらい適当だしいいかなって思った。

これをはっきりは覚えてないけど17日くらい。時々自分はいったい何をしてるのかという気分になったりもしたけど、植物のお世話に似てるしこういう作業は好き。

 

そしたらさ、先ず1羽生まれて、結局それから2日の間に8個中7羽生まれ、1羽は上手く殻が破れず衰弱して死んでしまい、もう1羽が2日で死んでしまったんだけど、5羽がすくすくと育って手のひら大になった。1羽生まれたらラッキー、確率的に2羽もあり得るかな?ぐらいの感覚だったんだけど…

これでわかったことはこの国では日本と違って卵用ウズラの雌雄は鑑別してないってことだね!… 雄が混じるどころかそもそも分けてもいないからほぼ有精卵。よくよく考えたら国民性的にもまぁそうだろうなと思った。

まぁ17日くらいお世話したのが元気に生まれてくれたのは嬉しいし、1、2羽残して村の家族にあげようと思う。

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これは最初の3羽が生まれた時

 

見方を変えれば先入観だったってことだよね。雌雄鑑別してほぼ無精卵っていうのは。でもこれでほぼ全てが有精卵だって思ってしまえば、それも先入観になり得る。両方有り得るでいいんだけど、そもそも有精卵と無精卵を区別するのはどうなのだろうかとかまた考え始めちゃう。区別しなければ別物として認識できないわけだけど、これは多分区別の弊害とか考えちゃうからなんだよね。

例えばさ、食用の鶏卵は倫理観的にヒヨコになる有精卵は好まれず(生産性等ほかの要素もあるだろうけど)、無精卵が当たり前になってるけど、ある意味そのために無機物的に扱われている節があるのではないだろうか。ただの栄養源として扱われている感じがする。生物かと言われれば細胞なのだけど、それを産まされている(卵が勝手にいっぱい産まれる身体に改良され、オスは殺処分され、メスは産む機械同然に飼われている)のは生物なわけで、それはある意味で可哀想という倫理観が沢山の可哀想な状態を助長するというパラドックスになっているとも言えると思う。

親鶏から盗んで食べるくらいの方が感謝の感情は生まれるよね。それじゃ全然需要を賄えないけどさ、そもそも卵を週に何個も食べるとか量的におかしいのではないだろうか。

何かこう、現代社会ってやっぱり暴走機関車だと思う。僕も乗ってるんだけど。

やっぱりそういうこと勝手に想像して辛くなるような人間には都市生活は向いてないんだよね。

はい…

 

最近は特筆すべきこともなく過ごしてる。車が調子悪い。トランスミッションもそろそろ逝きそうだし前輪のタイヤももう替えないと…っていうタイミングで収入が半月ずれるからもう少し辛抱してもらわないといけない。まぁ何とかなるでしょう。

この車も頑張ってくれてるなぁ。中古車で追突もされて半水没もしたけどエンジンは元気。他は結構ガタガタ。走ってくれればいい感で使ってるからついつい無理させてしまう。いい車とか買ってもすぐダメにするタイプだろうね。

もし仮に日本が電気自動車に移行したら中古車も安く回ってくるだろうか。という淡い期待。こっちは車高いからね(やたらと関税取るせいで)。一応産油国でガソリンも安いからちょっとやそっとじゃわざわざ電気自動車に移行はしないだろうし。

本当は運転なんかしたくないんだけどね。一日のエネルギーの6割は運転で消耗してる気がするし。

 

ここ数日は風邪気味。朝方の咳は2週間ぐらい続いてるけど、今日はくしゃみ鼻水が酷い。まぁ周りもみんな咳してて、それでも誰もマスクとか気にしなくなったから、やっぱり世間の変わり身の早さは予想通りだね。一時期はみんな不安なせいであんなに圧が強かったのに。やっぱり怖いのはウイルスより人間だね。

喉にはやっぱりはちみつが効く。うちが買ってるのはオオミツバチの蜜だから飼育種のミツバチと何か違いがあるのかは分からないけど。

くしゃみは鼻炎もあるから始まると大変なんだけど、どうしてもだめな時は割高だけどこっちの通販で買ったナザール使ってる。でもやっぱり強すぎる感じがする。すごく染みる上に使ったら副作用で寝ちゃうし。薄めて使えないのかなぁ。

 

まぁ最近はそんな感じ。

 

 

あとさ、これすごく好き。

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EinaudiのオリジナルのI giorniも好きなんだけど、色々なアレンジがある中でこれが凄く好きだな。代弁してくれるような温かみ。明るいわけでも寂しいわけでもないんだけど、色んなもの、虚しさや安心感、楽観のようなものさえ同居していて、それがストーリーのように展開していく。とても言葉には言い表せない感情の映し出す景色を見せてくれる感じ。結局はそれが包み込んでくれる。だから温かみ。

 

このブログ始めた時もその後もずっと井戸の中にいる自分が多かったのね。内的な景色。でも去年の中頃くらいからかな、それが荒野とか、真っ新な空間とか、宇宙空間とか、雪原とか、とっても広い中を独り歩いてる自分を意識することが多くなった。

このビジュアライザのような景色なら道がある分人の気配があるし、草木のような生命に包まれていいのだけど、似ているようで全然違う。

 

良くも悪くも、今はあんまり井戸の中には居ないんだなって今思った。だからあんまり外に出すものがなくて、この画面と相対しても指が前ほど動かないんだろうね。

井戸は辛さもありながら好きっていう認識があったからいいんだけど、今のこれはどうも慣れない。最初はほんと辛かった。独りは好きなはずだけど、あまりに独りっていうのを意識するからだろうか。寒さ。

何なんだろうね。