感じたこと、思ったことノート

主観の瞬間的垂れ流し、混沌の整理、迷子の自分探し。井戸の底から雲の上まで。

泣きそうになる から 感情と動物 鼻うがい 『ミツバチの羽音』が楽しみ

最近なんかすぐ泣きそうになる。相変わらず泣けはしないから、なんかくしゃみが出そうで出ないような感じ。

凄く弱くなった感じがする。変容の先は安定とか、歳を取れば強くなるとか、そういう固定観念があったのかもとも思う。ただでさえ脆いのにもっと脆くなるとは思わなかった。脆いとか弱いも捉えようなのは分かるけど…

 

泣きそうになるのは音楽での感情移入が多いかな。映画とかは最近観てないしね。

音楽に聴き入ってる時よりも聞き流してる時のメロディや歌詞に不意に反応する感じ。不意な時にってことはやっぱり制御してるからなんだろうね。反応した時も、うぅ…ってなった時に即座に切り離されるというか、精神スタビライザーのスイッチが入るように止まるのだけど。やっぱり切り離されるの方が合うかな。プツッと切り替わる感じ。そしてその反応を眺めてる僕自身は置いていかれる。ザ・フラストレーション。動物になりたい。動物?動物だってそう調教されれば感情も抑えるだろうに。偏見。

 

動物の感情と言えば、サドグルが「牛は人にとても近い感情(悲しみの感情だったかも)を持ってる」とか何とか発信していて、なるほどなぁと思ったことがある。僕は人と他の動物が通じ合うとすれば音や動作ではなく、根源的な部分では感情だと思っていて、勿論その発露や知覚という意味で五感に依存する部分は多いと思うけれど、もっとこうトンネル的な通じ合いも可能だと思うし、ある意味でそれがヒトの向かうべき方向性だと思っている部分がどこかにあるので、その言葉には色々感じるものがあった訳ですね。

だってウシだよ?草食で、群れて、仔は基本一頭で、授乳期間が長くて。種の立ち位置としての悲壮感みたいなのもあって、それでも穏やかで悠然とした部分があって、でも怒りや喜びも表現する。

 

精神性を重んじるヒンディの人が牛に学ぼうとする、神聖視して崇める姿勢を維持してきたのはなんだかとても腑に落ちた。少なくとも、豚肉の忌避とかそういった方向性とは違ったポジティブな意識を感じる。

まぁ、僕はこれからも食べるだろうけど、ウシさんと目を合わせる時は意識してみたいな。食べるなら尚更嚙みしめないといけない気がした。

 

有蹄類って何かそういう雰囲気を共有してる感じがあるけど、例えばゾウなんかは気持ちを込めて話しかけると通じるような気がする時がある。若いのや単独のオスはあれだけど、年配の個体なんかはしょうがないなぁって感じに荒らすのやめて帰ってくれたりするしね。大事なのは言葉ではなく、そこに気持ちを込めて表現することで。

 

ただ、人間というのは自己の感情に対して非常にマニピュレーティブだし無頓着だから、意図とは全く別の感情を発していることがあるわけで、動物との関係になるとそれは怖いことかなぁとも思う。相手によっても選ばなきゃいけないだろうし。

例えば自分が気づいていない不安や恐怖が動物を刺激して襲われることもあるだろう。逆に余裕を見せようとして、それが無防備と受け取られることもあるだろう。相手がどう受け取るか、それは相手次第だし、相手に同じものがあるとは限らないし、反射や思考というプロセスも種を隔てれば大きく違うだろう。向こうには向こうの自然があるのだから間違えは起こるよね。それでも相手を騙す習性がある分ヒトの方が難しい気もしないでもないのだけど…

 

近い所で言えば犬と猫は反応する部分が違うけど、彼らは本当によく人の感情を感じ取っていると思う。であるならばやっぱり、まぁ完全な意思疎通となるとわからないけど、より根源的な部分では人と動物は通じ合うことは出来るし、それはこちら次第なんだろうなぁと思う。ある意味ではこれも高速のキャッチボールだしね。伝えること、受けること。控えめに言ってもコミュ障の僕が何を語っているのだろうか…あ、ヒトの方が難しいって自分で書いてた。エンパシーって本来は辛くも煩わしくもないのかもって、動物達はそう教えてくれるのに。

 

鳥になると正直単なるシンパシーなのか分からない時がある。それでもこう、互いに相手に興味を持って対峙してる状況というのは面白い。少なくとも、信頼や安心は生まれるわけだしね。それを単なる慣れと片付けるのも容易いことだけど、僕はそれ以上のものがある気がする。魚までいくと分からないけど。虫はエイリアンだけど、だから面白い。

何でこんなこと書いてたんだっけ。

 

 

話は変わり、最近鼻炎も起きやすいのだけど、今朝もくしゃみ連発でね。こうなると何もできないわけですよね。それで調べてみると鼻うがいってあったからやってみたの。初めて。ぬるま湯に目分量で塩と重曹入れてね。

こんな過敏になってる鼻に液体入れるなんてちょっと考えられなかったんだけど、意を決してやってみると全然痛くなかった。鼻に水入れると痛いのは浸透圧なんだって。だから塩入れれば痛くない。上向きながら漏斗で投入した水が喉側に通るとゴボゴボってなったから、そのまま口から強制排出するとドロドロのが思ったよりいっぱい出てね、想像以上にスッキリした。朝何十回も連発してたくしゃみが止まったの。あ、2回くらいはしたかな。すごいね。

鼻うがい、あと25年ぐらい早く知りたかった。

やってみることは大事ですね。というお話。

 

 

あのね、あと一週間で新居昭乃さんの新しいアルバムが出るの!すごく楽しみ!

「ミツバチの羽音」っていうタイトル。いつもより昭乃さん色が濃いらしいよ。

アルバムリリース記念ライブ配信の視聴チケット買おうかとも思ったけど、ハイレゾ版も配信されるみたいだからそっち買ってもいいなぁと思ったり。

 


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楽しみだなぁ。取りあえず生きよう、生きなきゃって思える。

僕は同じ人の曲ばかり好きになるタイプなのだけど、それでもこんなに何十曲も好きな曲がある人は昭乃さんだけ。合わない曲を探す方が難しいくらい。奥底から好きだし色んな意味で救われる。導いてくれるし包んでくれる。現実逃避の先とかそういうレベルじゃなくて、本当はここに居たんじゃないかって感じがする。もし死後の世界があるなら昭乃さんの歌のような世界がいい。

泣きそうになっちゃう。