感じたこと、思ったことノート

主観の瞬間的垂れ流し、混沌の整理、迷子の自分探し。井戸の底から雲の上まで。

沈むのが好き から 2速 目標がないこと Life purpose

空深くに落ちていけたらどんな気持ちだろう。雲の向こう側の青い奥底。なんてことを思った。

何でもかんでも奥底が好き。そしてそこに向かう術は浮くのでも飛ぶのでもなく沈み落ちる。

その方が好きだし慣れているということなのだろう。

 

舞い上がり飛んでいく高揚よりは沈みゆく安らぎの方が好きだから。重力に逆らうと疲れるしね。こいついつも疲れてんな。

疲れやすいのは何なんだろうね。過敏とかもまぁそうなんだろうけど、それとは別の慢性的な疲れ。疲れやすいから疲れたくないのか疲れたくないから疲れやすいのか。

 

そういうものだと思うようにはしてるけど、やっぱりこう疲れるよね。周りの速度と合わない的な。そりゃ4速5速で走るのが当たり前の道路を2速で走るわけにはいかないしね。プップーって鳴らされちゃう。でも僕はスクーターなんですよぉ。周りに合わせてたらすぐ壊れちゃうし事故っちゃう。

道路の問題でありそれだけでもない。4車線ぐらいあっても交通量多いとノロノロできないんだよね。数との関係ではいつもそう。それは受け入れるしかない。

そういう意味でも人里離れるしかないじゃん?合わせると危ないし。

トラクターって書こうと思ったけどそんなパワーないからね。

 

別に前に進まなきゃいけないってこともないんだよね。僕は立ち止まるのが好きだし、そうすることで見える景色が好き。進まなくても流れているのだから…

 

そもそも進むって何だろうか。4速5速って。でもそう見える。

目標かな。そこに向かって飛ばしてるように見えるから。

それはすごいことだし羨ましくもある。

まぁレミング的なのも多いのかもしれないけど。

 

羨ましいのは目標があることかな。

僕は自分にとっての目標というものが見つからない。今の所はそういうものなのかなと思うようになった。無い物ねだりしてもしょうがないし、まぁ必要になれば目標も自ずと立つと思う。

 

試しに"quote life without goals"で検索してみると色々出てくる。8割方は目標のない人生についてのネガティブな見方だろうか。でも読んでもなんとも思わないんだよなぁ。

というか結局これらは目標やその達成、それを追うことに価値を見た人たちが残した言葉なわけだしなぁ。

 

“The trouble with not having a goal is that you can spend your life running up and down the field and never score.” —Bill Copeland

僕エンジョイ勢だから無得点でも楽しければいいし

 

“It must be borne in mind that the tragedy of life doesn’t lie in not reaching your goal. The tragedy lies in having no goals to reach.” —Benjamin E. Mays

確かにtragedyでもあるんだけど、tragedyが何も生まないかというとそうでもないじゃん?

 

“You should set goals beyond your reach so you always have something to live for.” —Ted Turner

人参ぶら下げられた馬が頭に浮かぶ(さすがに酷いとは思う)

 

"Without goals, and plans to reach them, you are like a ship that has set sail with no destination." —Fitzhugh Dodson

寧ろあてのない航海とか好き

 

目標、ゴールって考えるとこういう捉え方になるんだけど、それは達成ありきだからかもしれない。だってやりたいことなしに達成も何もないし。

それに計画性がないどころか反計画主義みたいな部分があるからね。なんて言いながら計画計画な自分もどこかに居るという…うぅ…

 

ただ、Life PurposeってなるとGoalやObjectiveに抱くような拒絶感はないんだよね。

Purposeの方が広いからかな。ある意味追うようなものじゃないというか。それがPurposeなら結局は成されるみたいな。それを見ようが見まいが僕自身の主観的な選択より外側にある感じ。そんなもの無いと思っていたところでそう思っていること自体がそれに繋がるかもしれない的な。

 

人生の意味や運命と似てる。人生に意味などないというその人の見方に後々意味が生まれるかもしれない。運命などないという感覚が生まれるのも運命の手中なのかもしれない。そのぐらい寛容で外側にある概念。

 

Life purposeは人生の目的と訳されることが多いけど、目的って言葉だと僕の中ではもっと狭い、GoalとかObjectiveの方がイメージされる。だから人生の目的にしちゃうとなんかしっくりこない。もうちょっとやんわりとした感じの役目とか役割に繋がる意味の方がしっくりくる。これを前提とした目的なら構わないのだけど。

 

やりたいことが見つからないとかさっき書いたけど、見つからないからこそ楽(苦)しんでる部分はあるよね。それこそ何かに衝き動かされる人生は忙しいだろうから、1速2速で走ってられないだろうし。経験、特にその反芻という部分でもとても充実(混沌)している。それこそ何度もその中に身を沈めてる。

それに何だろう、走り過ぎていく人々を見てるのもいいものだよ。一緒に走ってたら見えない見え方もあるしね。

 

人々、人々かぁ。自分と人々、いつもそれだね。