感じたこと、思ったことノート

主観の瞬間的垂れ流し、混沌の整理、迷子の自分探し。井戸の底から雲の上まで。

短期帰村

8ヶ月ぶりくらいに森の中の村に戻ってきました。今日で9日目。電波があまり良くないこともあってこちらも放置気味…

 

この時のために買っておいた新しい刺し網、撚り糸網仕様は初めてだけど中々良い。

初使用でバラマンディが獲れた。2kgないけどおかずには丁度良いサイズ。先日は2kg強のウラウチフエダイとパンガシウスの仲間。今日は3kgくらいのParaplotosus albilabris。

この1週間でバラマンディは4匹、ウラウチフエダイは3匹。上々です。

因みに僕は、バラマンディは蒸し魚、ウラウチフエダイやパンガシウスはスープ、 ナマズ系はカレーがお気に入り。美味しいよ!

 

空き時間は果樹の周りの草刈り。草どころか小さな木がいっぱい生えて植えた木が見えなくなってる状態をナタでガシガシ切ってく。この時間がとても好き。草刈り機使えば早いけど、やっぱり自分で切るのがいい。なんて言ったらいいんだろう。運動と生活の一致というか、とてもいい感じ。

 

生活だけで全身の筋肉をくまなく使ってる。その疲れはとても心地よく、虫やカエルの声に包まれる夜がとても安らか。

ここは強い灯りが全くないので星空がとても綺麗。無数の星達に包まれる感じ。ここは雷のホットスポットだから、いつもどこかに雷光が見えてそれもとても綺麗。雷ってこう、一瞬の火花、物質の生む瞬間的なエネルギーの爆発と拡散っていう印象だけど、生命もその一つ一つも、集団としての生態系、環境も、やっぱりどこか同じものな気がする。僕もこの数十年という一瞬の生を光っているところで、いずれ静かな空や大地に溶け込めるのかな。そしてまたずっと彷徨う。

 

夜空、ここは月も綺麗。3日前に見た細い三日月がとても好きで息をのみ、じわじわと湧き上がる童心のような気持で眺めていた。森のすぐ上に浮かぶ安らかな閉じた目。とても印象に残ってる。僕は笑っている月よりも眠っている月の方が好きみたい。そんな大発見をした夜だった。

 

ここにいる時間はあと2週間しかないのだけど、自分のペースで過ごすとやっぱり日数が全然足りない。でもそのペースは僕にとってはとても大事だから、急がず大切に過ごそうと思う。