感じたこと、思ったことノート

主観の瞬間的垂れ流し、混沌の整理、迷子の自分探し。井戸の底から雲の上まで。

走る

時々無性に走りたくなる。

走る。疾走。スプリント。ジョグじゃなくてね。

ゴールを決めてペースを保つわけでもなく、一瞬の衝動に任せて走る。

その時の気持ち良さ、風を切っている時の一時的な爽快感というのは、自らを覆う、追いかけてくる何かを振り切ろうとしている気持ち良さなのかもしれない。

走っているとそんなことを思う。

 

衝動はそれを望み、頭は馬鹿げている、無駄なことだと諭す。

そんなことすらも振り切るように駆ける。その一瞬の爽快感を求めて。

全てを振り切るような感覚。実際にはまたすぐに追いつかれ、覆われるのだけど、それを振り切った時は全く別の感覚になるような気がする。衝動を解き放つ瞬間。束縛や囲いから自由になるような感覚。霧を突き抜けて晴れた所に出るような感じ。

その時だけは追いつかれることがないし、何ものも僕を捕まえることは出来ない。そんな時は生きている実感を感じているのかもしれない。

 

ということはやっぱり僕は外側にいきたいのかな。もう全部振り切りたい。