感じたこと、思ったことノート

主観の瞬間的垂れ流し、混沌の整理、迷子の自分探し。井戸の底から雲の上まで。

不思議な子

服装やファッションというものを僕は軽視しがちなのだけど、あ、いいなって思うときがある。

 

一昨日の夜がそうだった。ドキッとして目を奪われた。

メラネシアとかそっちの血が強そうな、中性的な顔立ちの子。こちらの女性としては極端に短い髪。男の子かもしれないけど。少なくとも性別は超えていた。

 

 

その服装のセンスはここの住人ではなさそうだったけど、ツーリストという風貌でもなくて、本当に独特だった。茶色とカーキの間のような色のスーツのような服で、ハットをかぶってた。

本当に独特な風貌。

何かのコスチュームにしてはしっかりしてる服で、かなり特殊な服なのに着られている感じはなくて。

 

その表情も雰囲気も柔らかく、あの人混みの中での周りとの距離のとり方がこちらの住人より恐れがない。でもツーリストとしては溶け込み過ぎる。

 

独特で異色で目立つのだけどふわっとしてて。キリッとした顔立ちなのに表情は柔らかく、独特な服装も一部と化していて。

周りに友達か家族が見えれば正体に近づけるのかもしれないけど、不思議とその子しか記憶が残らなかった。意識のピントが持っていかれたというか。あ、目を奪われたって書いたか。文字通りのその状態だった。目なのかな?心を奪われた、惹きつけられた、記憶に焼きついた、イメージに取り残された。どれだろう。

 

 

語彙がやばい。混乱なのかな。

多分僕の昔の、何らかの記憶と結びついた何かもあるのだろう。

僕が混乱してその子がそう見えたのか、その子の放つ何かで僕が混乱したのか。どっちかな。体感的には後者。体感的には…

 

二度見含めて10秒くらいだったんだろうけど、数分間は見つめていた。

何だったんだろう。

今も想い浮かべて書いているけど、もっとしっかり焼き付けておきたかった。またあの子を見たい。

 

あれ?これって服装関係あるのかな。うーん…

たまにあるんだけど、なんなんだろう。