感じたこと、思ったことノート

主観の瞬間的垂れ流し、混沌の整理、迷子の自分探し。井戸の底から雲の上まで。

領主から国王へ

僕は生まれついての領主なんだろうなぁと最近思う。

 

自分が最大のポテンシャルを発揮できるのは、荘園が豊かな時だけ。

内側が豊かであれば外側に輸出もできるし、僕も安心して外に行くことができる(行くとは言ってない)。

そうでなければ農民が暴動を起こして何もできなくなってしまう。

 

でもうちの民たちは人一倍脅威に敏感。それもその筈で、うちの土地は常に異民族に包囲され、孤立している。どうしたらいいんだろう。

それにしても他人の土地に入り込んでくる人が多すぎる。人の農村を略奪し、思想や宗教をまき散らし、疫病を持ち込み、トレビュシェットまで撃ち込んでくる。思春期にはクルセイダーまで入ってきた。生まれついてのコンキスタドールみたいな人もいるよね。

そりゃうちの民も敏感になるよ。平和に暮らしたいだけなのに。

 

やはり領主としてできるのは民に責任を持つこと、それを示すことだけ。

うちは平和な民族なので、他人から収奪したものでは豊かになれない。安心した民によって時間をかけて豊かになるしかない。

 

国と言う概念が大きくなり始めて以来、他の領主たちも国王に忠誠を誓わざるを得なくなってしまった。貴族として生きるのも生き方だろう。でもうちはそうはいかないわけです。

なら小さいながらも一つの国になるしかない。

 

国王として命ずる

 

国境線を引け

壁を作れ

国章を刻め

国旗を掲げよ

要塞を建てよ

地雷を埋めろ

備蓄を怠るな

地下トンネルを掘れ

ゲリラ戦の用意をせよ

ガスマスクを装着せよ

音楽は絶やすな

何があっても騙されるな、全てプロパガンダだ

 

民間防衛みたい。対戦車バリケードや核シェルターも作らなきゃね。

 

作物が沢山出来たら交易してあげるから攻めて来ないでね。今は飢えてるから。