感じたこと、思ったことノート

主観の瞬間的垂れ流し、混沌の整理、迷子の自分探し。井戸の底から雲の上まで。

Max Payneシリーズ

昨夜はYoutubeでMax PayneとMax Payne 2のノベルシーン集を見て過ごした。懐かしい。一番下に貼るね。

 

マックス・ペインはPS2の日本語版を買ったのが最初で、とっても好きだった。当時は中学3年だったかな。ストーリーやキャラクターは勿論、グラフィックノベルシーンの語り口や雰囲気が凄く好き。日本語版は日本語版、英語版は英語版の良さがあると思う。モルダーボイスのマックスはそれだけで価値がありますね。

 

1の方はしばらくしてPC版を買ったり、何年か前に出たiOS版も買った。操作性悪いけど安いし楽しい。興味がある人はやってみてね!

 

キャラは1ではルピーノが好きだな。「堕天使の肉だ!」、英語版でもそのまま"Flesh of Fallen Angel !"名台詞だよね。今でも時折頭をかすめる。友達はフランキーが好きだって言ってた。流石、見る目あると思う。

 

2は日本語版は結局出なくて、当時はDL販売もなかったから仕方なく英語のPC版を輸入した記憶がある。日本で発売されないゲームに限って欲しいのがあったりして、海外通販でゲームを買うことはたまにあった。最近は通販も海外当たり前だし、ゲームはDL販売当たり前だし、便利になったよね。

英語は当時そこまで慣れてもいなかったけど、Max Payne 2は日本語化mod入れないでやってたな。そういうのも勉強になってるのだと思う。modも色々やった記憶がある。ガンカタmodとか面白かった。

 

Max Payne 2がまた良いんですよね。たった2年で驚愕の進化を遂げたグラフィックやシステムもさることながら、ストーリーも雰囲気もとっても大好きですね(語彙不足)。個人的には2が一番好き。声優やキャラクターモデルが変わったこともあって、この辺は意見が分かれるのだけれど。僕は2のキャラのモデルや声も好き。特にモナ。彼女の喋り方は凄くツボなんですね。落ち着きがあって色んなものを抑えているけど、マックスの前では時折感情が滲み出ているというか。

 

マックスの疲れた1人暮らしの雰囲気とかもいいと思う。事件に巻き込まれる前の、何とか毎日生きてる感とか、寂しさのあまりモナと同名のコールガールに電話してしまう変なおじさんなってたり。挙句それを盗聴されているという惨めさ。共感を禁じえませんね。

 

僕が好きなバンドのPoets of the Fallとの出会いもMax Payne 2でしたね。一発で惚れてしまった。

 

内容的には、1が割と純粋な復讐だったのに対し、2はロマンス要素が強いのかな。色んな意味で落ちてゆくマックス。

失うものは全て失い、落ちるところまで落ちたマックスとモナの突然の(だけど謀られた)再会。様々な葛藤がある中で警戒し合いながら共闘し、惹かれあってしまう二人。今見てもこのコンビはいいと思う。心裏腹感。

 

僕はシリーズの大ファンなのだけど、Max Payne 3はちょっとしかやってないんですよ。制作がRemedyじゃなくて、Rockstarが無理やり作った感がある。何と言うのかな。ランボー2っぽい感じ?マックスは1こそ復讐に燃えてたけど、2は別に戦いたかった訳じゃないし、もう許してやって欲しいですね。

それともう一つ。ネタバレになるけど、実はMax Payne 2には2つエンディングがあって、最高難易度のDead on Arrivalでクリアした場合だけモナが生存するんですよ。当時そのエンディングを見た時の僕は本当に救われた気持ちになったのです。散々落ちるところまで落ちた2人がようやく、1から続くごたごたに決着をつけてそれこそ物語としてのエンディングを迎えることができた、それが僕にとってのそのモナ生存エンドなんですね。その後一緒になるにしてもならないにしても、それよりもしがらみからの解放というか。

 

通常エンドは正直救いがなさ過ぎると思ってる。最後の一コマ、マックスはようやく妻(と娘)の死を受け入れる(これはどちらのエンディングでも変わらない)のだけど、いくらヴラッドと決着をつけたとはいえ、モナの死の直後にその納得は当時僕には理解ができなかった。少し前の夢のシーンで、色んな精神病のマックスが檻の中に居るのをプレイヤーが操作するマックスが見る場面があるのだけど、僕の中ではその諦めのこもった納得はこの中の病んだマックスと繋がってしまう。

 

でもモナ生存エンドの場合、本当にちょびっと内容が変わるだけなのにこの一コマがスーッと入ってくるというか、マックスの中でのしがらみからの解放をそのまま感じることができた。

だから僕にとってはリアルエンディングはモナ生存の方だけになっているのです。ですが、あろうことかMax Payne 3は通常エンドに繋がってるために、この3のストーリー開始時点で僕の中でようやく救われた2人がなかったことになってしまう… 由々しき事態。

だから3はあんまりやってない。いや、まぁそれが正史だと言われても頑なにパラレルワールドだって思えばいいのだけど、やっぱりなんかねー。愛を感じないんですよねー。希望的観測だけど、Remedyだったらこんなめちゃくちゃなストーリーにしないだろうし、この繋げ方はしないと思う。

だからMax Payne 3は僕にとってはパラレルワールドの世界であって、シリーズは2までなのです。

 

Max Payne 3開発当時(だったかな?)にRemedyが作ったAlan Wakeは面白かった。ゲーム自体は少し作業感があったけど、ストーリーや雰囲気はとっても好きです。精神的な部分の描写がとても上手。あとやっぱりMr. Scratchいいっすね。

Remedyの新作のControlもいつかやってみたいな。

 

あ、そういえばMax Payneは映画版もあるんですよね。当時結構楽しみにして映画館で観たんだけど。ノーコメントで…

 

 


Max Payne Graphic Novel

グラフィックノベルシーン以外は飛んでしまってるからこれだけ見ても少し飛び飛びなのだけど。Max Payneはどの動画もそうなのだけど、コメント欄がクオート集になってて笑える。まとめられてるのないかな。


Max Payne 2 all cutscenes HD GAME

2はBGMも大好き。雰囲気ってやっぱり大事ですね。見てると久々にやりたくなってくる。モナのパートが好きだった。

 


Max Payne 2 :Dead on Arrival [Alternate Ending - Mona Survived]

モナ生存の方のエンディング。コメント欄見るとやっぱり知らなかった人が多いみたい。最高難易度だと結構難しいからね。僕と同じでこのエンディングがリアルエンディングなためにMax Payne 3を受け付けないって人がいて嬉しい。この動画だと最後の1コマがカットされてるけど、こっちにも1個上の動画の最後と同じだけど微妙に口調が違って、もっと安らかな感じな "I had a dream of my wife. She was dead. But it was alright."が入っているのです。

 

 

ちょこっと書くつもりがかなり長くなってしまった。やっぱり好きなことだと色々書きたくなるんだろうね。