時代の流れなのか、ブログの世界も変わったなぁと思う。
前やってたのは2005年くらいから2010年くらいまでだった。その頃でさえSNSの流行やなんかもあって結構変化は感じたけど、なんだろうな。以前は別のブログサービスを使ってたからその違いもあるのかな。
はてなは基本無料とはいえproという機能を売っているから、やっている側にたくさん読んでもらわなきゃって思わせるような機能が多くついている気がするのだけど、そのせいもあるのだろうな。安いとはいえ元を取らなきゃいけない意識も働くだろうし。
アフィリエイトやアドセンスが増えたこともあるのかな。
当時はアフィリエイトも少数だったし、あっても趣味人がついでの感覚で、自分の好きな商品や関連する商品をつけてるものが多かった気がするのだけど、ここは商品ありきの記事が多いと感じる。
そして何より気になるのはテンプレート的な体裁。これ嫌い。
でもはてな自身がそれを推奨する。
以前やってた時は、日記系というか独り言系が多かった気がするから、ここまで読む側のこと考える必要がなかった気がするのだけど、そうじゃないものを感じる。それ自体が割合的に少なくなってるから、有用なことを書かなきゃいけないという全体的な意識が働くのだろうか。
発信という時点で読み手完全無視ではないのだけど、なんかこう…
僕の『ブログ』っていうもののイメージがWeb logであって、単なる日記とかどうでもいいことをウェブで公開するっていう単純なもので、言い替えれば対象を絞らない匿名可能なmixiの日記みたいな。mixi懐かしいな。全然書かなかった。
その当時はウェブサイトとウェブログで住み分けというか共存してた。サイトで専門的なことを扱う傍らそのおまけ的なブログで日記を書いてたり。
そのウェブサイト的な機能の一つだった広告収入機能をブログサービスが導入して、手軽な副収入源として客寄せに使うようになったからかな。無料で記事を書かせてそこに付く広告で収入を得ていたブログサービスが、今はその機能を有料で客に貸してる感じ。ビジネスモデルが大きく変わった?
そういえばはてなは昔ははてなダイアリーだった。そっちが僕のブログのイメージであって、現在のブログはやっぱり別なんだ。調べたらはてなブログは2013年スタートらしい。
なんかすっきりした。
個人的には気にしなければいいんだけど、その空気って敏感な人がやめる要因のひとつになるんだと思う。僕はむしろそういうブログの方が好きなのだけど。
そしてその空気があると結果的に残ったブログの内容が偏る。いつもの悪循環じゃないか。
続く人が少ないらしいけど、まぁそうだろうなぁと思う。僕が面白いと思ってチェックしてる人もすぐに居なくなってしまう。その人達は早々に察知するのか、それとも単に面白くないからやめるのか。どちらにせよはてなにとって僕のような、そして彼らのような使い方の人ってあんまり関係ないってことだよね。
使っていて、グループの機能やUIもあんまりフレンドリーじゃないと感じた。それもやっぱりはてなの重視する所、売りとしたいところはそこじゃないからだろう。
それってブログサービスの方針によるここの状態なのか、それとも他のサービスも含めた全体的な流れなのか。どうだろう。多分両方だろうな。今はSNSもあるし、ブログの受け持つ役割というのが変わったのかもしれない。
スターの機能も悩ましい。任意の足跡的な機能があれば消してもいいかなと思うのだけど、折角来てくれた人の所は遊びに行きたいし。興味や関心とかそういう部分での繋がりってこういうブログでは僕は大切だと思うから。かといってブックマークの機能は初めはとっつきづらかった。
うーん。
単なる捌け口兼アウトプットとして始めたのだけど、なんだか居づらさを感じる。所属する個体群を間違えた的な感じ?それとちょっとおじいちゃんになった気分。
気にしなければいいのだろうけど、ちょっと他も覗いてみようかな。極度の面倒くさがりだから引っ越しはしないだろうけど。