感じたこと、思ったことノート

主観の瞬間的垂れ流し、混沌の整理、迷子の自分探し。井戸の底から雲の上まで。

合気道道場 辛いこととその理由 マインドワンダリング

去年から街に居る時は合気道道場に通っています。

身体を動かすのは良いことだし、人と会うのが億劫な僕にとってはこういう場を維持することは必要だと思っているのです。

日本人が海外で複数の人種に混じって合気道を学ぶとは、中々平和的でよろしいとも思う。でもやっぱり面倒くさくなってさぼりがちなのだけど。

 

楽しいことはやはり、しっかりできた時は嬉しいし、身体を動かすのも楽しい。それくらいかな。あとは上述の義務感で維持してる感じが強い。

 

それに比べて辛い理由は複数ある。

先ずボディコンタクトに慣れない。中学校時代にやってた剣道はまだ接触が少ないので良かったのだけど、合気道は掴んだり掴まれたり絡んだり絡まれたり。中々辛い。

 

会話も辛い。中途半端に知り合いになっても会話が続かない。大体キャッチして止めてしまうからキャッチボールにならない。

 

そして一番致命的なのが、型を覚えられない。同じように身体を動かしても、言われるように動いても頭に入らない。周りがそれで覚えられる中で同じことを繰り返してできるようにならないのは中々辛い。そのプレッシャーでさらにダメになる。

対になって順番に練習するので、僕が覚えていないと円滑に進まないという学校の体育で起きた現象が起こるので、それが申し訳なくなってくる。

全体を通して意味付けして覚えられれば良いのだけど、本か何か探さないとダメかな…そこまでしてやる気もないんだけど…

 

極めつけは動きを覚えられない上に、見て覚えているふりをしていても頭の中は自動的に別の世界に行ってしまう現象が頻発している。特に疲れてくるとよくそうなる。頭の中が壮大な旅をしている最中、本人はそれに全く気づいていないのが致命的。

『ハッ!』とした瞬間自分のターンが回ってくる。マインドワンダリングと言う現象らしいけど。

 

本を読んでいる時もそう。本は好きだけど、大体この現象が起きてページがなかなか進まない。書いてある語句のイメージに引っ張られて本人が気づかぬうちに別の世界に行ってしまい、自動的に数行読んだ後頭に入っていなくて『ハッ!』となる。そして覚えてるところまで戻って読むのだけど、同じことを何度も繰り返してしまい中々ページが進まない。

多分その過程で頭の中では何かの関連付けが起きているから無意味だとは思わないのだけど、読んでいる本の内容が頭に入ってこないのは中々フラストレーションが溜まる。

会話中でも運転中でもこれが起きまくって現実からインタラプトし過ぎるので、現実を生きているのかすらわからなくなる。

 

そんなこんなで合気道は続けているのだけど、しっかりやるならやはり方策を考えないとだめだなぁと思う。僕は彼らと同じように繰り返しで覚えられる人種じゃないので、その分やる気でカバーしないといけない。

ここで現実世界に不在の時間が多く、あまり執着できないことが裏目に出て、「そこまでしなくていいや」に繋がり、いつものなーなーが出来上がるのも分かってはいるのだけど。直らないもんは直らないんだよなぁ。

 

因みに今日は何故かコールドスリープのことばかり頭に浮かぶ。期間によって金額が変わるシステムのコールドスリープで500年を選んだの。そしていよいよ目覚めると「不具合で目覚められなかった人が居るので緊急メンテです。」って言われて270年しか経っていない世の中を1日探検する内容。

あともう一つ覚えてるのは、別の惑星への入植者として宇宙船のコールドスリープで2000年後に到着とともに目覚めるのだけど、無人のはずだった到着先の惑星が既に発展して大都市まで出来ていた。実は僕らが旅立った後数百年後に地球を出発した後発の入植隊が乗った宇宙船は、ハイパースペース航法(スターゲイトSG1)が実用化されていて先に着いて定着していた。そして彼らは現在、故郷である地球と資源をめぐって戦争状態にあった。我々はどちらに付くのか選択を強いられるのであった。的な内容を妄想していた。

これが頭に浮かんでる時にハッと気づくと、実はコールドスリープではなく自分は合気道をしていて、自分のターンが回ってきたのだった。

混乱するのは普通でしょ?

 

頭おかしい人みたいに思われそうだからここまでにする。実際はもう少しオートパイロットが頑張ってくれるので、分別できてるように見えてる…筈…。

 

 

もうどうでもいいから別の恒星系に行きたいなぁ。