生きることに意味を求めることはない
それそのものが目的だから
ただ生きれば見えてくる
難しく考えないでいい
完成はされる
バラが赤い意味を問うな
出会いにより満たされた
奇妙な夕暮れに見た景色を覚えているだろうか
その美しさに覚えるおかしな感覚
それこそが貴重な瞬間
絶え間ない輝き
過去も未来も全て溶けあう
お前はそのまま月を見ろ
ケシの花が咲く ヒナゲシ
光は呼ぶ 避けなくとも共にある
古い寺院の中の 水が流れる地下、水の中の小銭 記憶の奥底の
紛れ込んだものではない
SOUL'S GATEWAY- AUTOMATIC WRITING Guided By Lilian Eden
コックリさん的なあれだよね。自分で書いてるのかもしれないしそうじゃないかも知れない。どっちの意味でも自分で書いていると言えるし、自分で書いてないとも言える。良く分からないのは今に始まったことじゃないけど。
ちゃんとした自動筆記を試したかっただけだから、質問というか疑問というか知りたいことがちゃんと用意できなかった。いきなりそれを問うように言われて「何で生きてるの?、いや、人生って何?、どうすればいいの?」って定まらなかったよ。結局疑問はそれかよって思うと笑える。
あ、紙と鉛筆を用意するように言われるけど僕はキーボードで打った。今じゃ書くより打つ方が多いからその方が入りやすいと思って。
何となく意味があるようで何ら意味が通じて内容でなんか通じてるような気もする。歌詞書けそう。
何でこう、何もかもパズルなんだろう。
最後の部分、寺院の所は映像を思い出した。ずっと思い出すことがなかったもの。僕の覚えてる限りだと小学校の頃。それより以前にすでに記憶の中にあった。神社か何かの境内の下に入れるところがあって、薄暗い石の回廊沿いに水が流れてる。水には小銭がいくつか沈んでいて、L字の先に外に抜ける所がある。抜けた先は外で眩しい。
これを僕は小学生のある時まで、以前行った市内の山にある神社の光景だとずっと思ってた。記憶の中のその場所が好きで、その頃の僕はそのイメージが浮かぶ度にもう一度そこに行くのを楽しみにしていた。何かの機会でその神社に行ったのだけど、結局その記憶と実際の神社は重ならなかった。それからは「なーんだ、違うじゃん」って単なる夢や記憶違いだったと処理した。
もうずっとその光景が頭に浮かぶことはなかった。
この光景、二重の意味で懐かしい。元々懐かしい記憶だったのが、その記憶を見ていた時の記憶が懐かしい。揺れる水面、流れ落ちる水の音、空気の質感、足音や何か声のようなものもある。
急にでた夢や記憶違いではないってことかな。実際の記憶なのかな。
小さい頃に連れて行ってもらった場所の記憶だろうか。この記憶の断片、同じ時のものが何か他にもあった気がするんだけど。
ノスタルジアにうっとりしてしまう。この感覚に浸りながら寝よう。今僕は幸せなのかもしれない。