感じたこと、思ったことノート

主観の瞬間的垂れ流し、混沌の整理、迷子の自分探し。井戸の底から雲の上まで。

内側の世界 気象 小さな自分

空が雲に覆われ、四方から風が巻き、森が哭き、雨の到来を告げる。知らぬ顔した月が時折顔を出す。

 

心の中も同じように予兆がある。

でも小さな自分自身の内側の筈なのに、僕の感情と僕自身は、この自然の中の僕と同じような関係。

内側の筈なのに僕よりも広く、外側にある。

 

荒れる時はわかっていても蹂躙される。

歓びに満ちた時は明るく照らされ、小さな僕も燥ぐ。

落ち着いている時は透き通っていて、一体化する。

落ち着かない時はザワザワする中ソワソワしている。

切ない時は暗い海で溺れそうになっている。

イライラした時は酸の海の中で悶えている。

満たされている時は温かく、浮き上がってそのまま外側に出てきそうになる。

落ち込んだ時はコンクリートを縛られて海溝に沈んでいくようになる。

 

心の平穏を求めるというのは、もしかすると内側の静寂を求めるのとは違うのかもしれない。静寂は静寂で救われるのだけど、移り変わる感情の世界は楽しめれば一番良いのかもしれない。

僕が今、嵐の予感に不安とワクワクが入り混じったものを感じているように。

 

辛いことを楽しむのは不可能ではないことを知っている。コツを知って若干強さがあればいい。

 

でもね、世界と人間の関係が、人間と人間の関係がそれ以上に辛すぎる。

人間による気候変動で災害の脅威が増すように、内側も異常気象なのだと思う。

 

多分、4、5千年前に生まれたなら耐えられたのだろうけど。やっぱり僕の生まれるべき時代ではなかった気がする。

 

全てを断ち切るわけにもいかないし、そこまで強くなれる気もしない。結局翻弄されながら苦しむしかないのだろうか。その点内側の僕はどう感じているのだろう?

 

違う星に移住したいってさっき思ったのは、内側の僕だったのかな。そりゃ辛いだろうしなぁ。暖かなお花畑がいいよね。

そんな世界を感じさせてあげられるのだろうか。僕が感じたいんだろうけど。どっちが僕なんだろう。