めまい 虚無感と尺度と見方 Aurora - Stjernestøv
昨日は変なめまいが酷かった。体勢を変えたり寝転がったりすると、ぐわーんって視界が時計回りに大きく回る。
こんなの初めてで、最初は「お、もうやばいのきたか?」とも思ったけど、どうも脳じゃなくて三半規管かなという感じ。
調べてみると良性発作性頭位めまい症っていうのがこれっぽい!って思って、そのページに載ってた検査法を試してみる。
首を右に傾けながら頭がベッドから垂れるように仰向けに寝転んでみると…何も起こらない。あれ、はずれかなぁ?と思いながら、一応左に傾けて寝転んでみると、その瞬間視界が時計回りに回りだし、身体は寝転んでるのに感覚はベッドを突き破って右回りに落ちていく。なんかのゲームでバグって床を突き破って落ちていくみたいな感じ。明晰夢で視界とズレて感覚だけが動いていくときにも似てる。
数十秒で収まった。
なんか変なんだけど面白い。ちょっと酔いそうとも思ったけど吐き気も無し。3回くらい試してみたけど最初が一番すごかった。
良性発作性頭位めまい症は内耳前庭にあるとても小さな耳石が三半規管に入り、その動きで誤った情報が脳に送られて起こるんだって。一番多い良性のめまいでちょっとしたバグみたい。
で、その浮遊耳石を動かす治療法みたいなのも載っていたので、一人で同じように動かしてみた。念入りに5回くらいやってみると視界が回ることもなくなった。一晩経った今日は一度も同じ症状が起こらず。
面白かったからちょっと残念。でもずっと続いたら私生活にも支障があるだろうし、治って良かったけど。
はい。めまいトークおしまい。
あと何書こうかな。
最近虚無感が復活してる。迷子感もあるけど今日は虚無感の方が強い。
うーん。
まぁでも虚無は当然と言えば当然だと思う。そういうものなのだろう。そういう見方ばかりしてるからっていうのもあるだろうけど、今更それを否定してもしょうがないし。
虚無感自体は嫌いじゃない。特に、こういう時に見る月や星空ってすごい。ある意味まっさらな状態だからかな、もの凄く引き込まれるし、この上なく輝いて見える。凄く自然に混ざり合う。
でもここは星があまり見えない。あまり落ち着かないし。こういう状況だから遠出できないし。せめて夜の散歩をして新鮮な風を感じられればいいのだけど、最近毎晩雨なんだよなぁ。雨は嫌いじゃないんだけど…
星空はさ、包まれるだけでその尺度に引き戻してくれるっていうのかな。この街の尺度の外側に僕を連れ戻してくれる。それがとても大切なんだなぁと思う。
虚無感って無意味や無価値による虚しさ(かなり端折った)って意味らしいけど、本当にそうなのだろうか。その感覚がこの尺度に合ってないから虚しさを纏って感じるだけなのではないだろうか。ミスマッチなんだよね。
そもそもなぜ意味が必要なのか。なぜそこに価値を見なければならないのか。そこに疲れるわけだから。もし意味があるのなら意味は意味そのものとして内包されるだろうし、価値もわざわざ見なくてもそれそのものが価値だろうし。存在はそこにあるのに意味や価値に縛られ、囚われるからこの尺度では訳が分からなくなるのではないか。
そこに意味を見出したとして、そこに価値を見出したとして、それは本当に…?っていう透けた疑念の奥にある虚しさな気がする。明らかに求めているものとは違うのだから。
だってこんなに芯から僕を引き込み抜き出してしまうような星空を目の前に、その価値や意味を問おうとすればそんなに馬鹿げたことはないじゃん。言葉にすることさえ危さがあるのに。
それは言い換えれば(僕にとってなのか何なのかは知らないけれど)、星空も月も日も雲も山も風も海も森も、それらそのものが意味でもあり価値でもある。問うまでもなく存在が存在であって、その物の形の中に色々な概念自体を内包する広さがあるということかもしれない。そのスケールなのかな。
じゃあその見方で街や人々や世界を見ればいいじゃん?って話だけど、それは出来ることは出来るんだけど、難しい。何で難しいんだろう。
その尺度に引き込まれちゃう?過去のしがらみ?少なくとも中立になれないからだろう。そりゃその中で生きてきたんだしぃ。色々あるよぅ。そういう意味もあって今は見ないようにしてるのかな。確かに目を逸らしてる部分はあるだろう。そのくらい許してあげて欲しいけど…今主観はどこにあるんだろう。
ここに感情が疼くのはなんでだろう。未消化。手を出したいけど出せない。記憶の氷山。
思いもよらないところから意識してしまった。でも大きすぎるかも知れない。
もしその見方で見れるようになれば何か大きな転換があるような気がする
ずっとこれ聴きながら書いてた。
Aurora - Stjernestøv
Stjernestøvは英語でStardust。
この曲大好きで前も貼ったかも。英語字幕つけてる人いたからこれ貼る。
彼女英語の歌ばかり出してるけど、この歌はノルウェー語だからこその柔らかさがあると思う。ノルウェー語面白いな。勉強してみたいけど使う場所がない。
歌詞も意味は初めて知ったけどイメージ通りだし、やっぱり気分のいい日の夜のお散歩にはぴったりだなぁと思った。何時間でも聴いてられる。
最後のこの部分
The storm calms down now
You stand up, my friend
You'll always find the road home
The road that exists in you
とっても好き。深い部分でこう…救い。
それにしても、本当にスケールの大きな人だと思う。その包容力。
いつも導いてくれる。