感じたこと、思ったことノート

主観の瞬間的垂れ流し、混沌の整理、迷子の自分探し。井戸の底から雲の上まで。

ポーカーゲーム

無料のオンラインポーカーゲームとかやってると僕はやっぱりギャンブルやっちゃいけない人間だなぁとつくづく思う。

 

勝ち負けじゃないんだよなぁ。ゲームだしね。

微妙なチップをレイズして自信あるのを隠しているんじゃないか感を出しながら最後にやっぱり来たかって思わせる感じでオールインするけど、実はハイカードでしたみたいな勝ち方に興奮しちゃう。フルハウスとか良い手札の時はカードが揃った嬉しさはあるんだけど、それで勝てるのは当たり前だしね。運を見せびらかしても楽しくない。

逆にこれなら負けない!っていう手で負けるとウソだ~って意表を突かれた感じで楽しい。

これ最早お金賭けてないからできる別ゲームだよね。

 

お互い気心の知れたネットゲーム友達とサシの勝負になった時にオールイン対決になって、結果2人ともハイカードだった時は本当に笑ってしまった。そして負けた。しかも9に。

お互い手の内も性質も知ってるから更にそこからの化かし合いになるんだけど、それが結局馬鹿試合になるっていう。たのちい。

顔の見えないポーカーはまた顔が見えないなりの面白さがある。っていっても顔の見えるポーカーやったことないけど。

ちょっと考えてる感出すために3秒くらい置いてチェックしたり。でもその為にはそれ以前のプレイで間髪入れないチェックをして一定のペースを演じないといけない。そういうのもまた楽しいよね。

相手が全員フォールドした時に手札公開できるボタンがあったりもするんだけど、これは使いどころが難しい。時折わざとらしく公開するとそういう部分を意識してることが伝わっちゃう。

「君こんなカード相手にフォールドしたんだよ?」っていやらしく見せつけ続けて大きめのレイズに対するコールのハードルを下げてあげることもできるけど、読み合いも何もない単なる丁半博打な空気になっちゃう諸刃の剣でもあると思う。

 

疑心暗鬼にさせてチマチマ稼ぐのもいいけど、やっぱり釣り上げてパーッとオールイン!で散るのがいいね。散り際は美しくなきゃ。

プロレスラーよろしく見栄えのいい負けをどこかで狙いつつゲームやってるから、そういう場面が来ると負ける確率が高くても突き進まなきゃいけなくなっちゃう。

それを場に飲まれるとも言うけど、やらなきゃいけない時があるんだ…って気持ち。場には応えなきゃ。そう僕の生まれ持った脇役の血が疼く。

 

現実に持ち込むと危ないね。でも楽しそう。人生そういう終わり方したい。ここぞという時の散華。