先日ブロガーバトンというものをいただきました。
チェーンメールの終点を自負する僕なのだけど、バトンは書こうかなと思った。
チェーンメールが嫌いなのは人の不安や願望や承認欲求で繋がっている鎖であること、それを繋ぐことであたかも気持ちを共有しているような胡散臭さを感じることだった。(べ、別に回す相手が居ないから嫌いなわけじゃないんだからねっ!)
fbではそのポストを読んだ知人にコメントとシェアを促す巧妙なコピペ文章も回っていて、よく考えるなぁと感心したものだ。
そしてそれをシェアする人の良心に賤しさが見え隠れしているようで、そこに賤しさを感じるという賤しさを持った自分、そしてその気持ち優先して頑なにシェアを拒んだ自分に嫌悪を抱くのだった。
バトンを見ていてそれとは違うなと感じたのは、書く人には回す先に対する思いというものがあるのだなぁということ。受け取った人には自らの好きを省みる、そしてそれをオープンにする機会を与えるということだろうか。
その思いの連鎖は良いなぁと思うのでした。はい。
バトンをまわしてくださったのはじゅりん (id:minajurin)さん。
表向きは複数恋愛について書かれている方です。
僕自身モノガミックな感覚は欠落しているので共感する部分も多いのですが、それだけではなく、直感的な文章もとても魅力的です。空間に気持ちが溢れているというか。
僕のようなキッズには刺激の強い記事や見たことのない世界が多くて面白いです。
また、じゅりんさんは色々な経験を通して自己と対峙されていて、学びになることがとても多いと感じます。
方策は違うけれど、奥の方で探しているものはどこか似ているのかなぁと勝手に思っています。
何事もその目でしっかり見て捉えようという感じが伝わってきて、矛盾にもがく姿からも誠実、というより気高い方だなぁと感じていました。
正直井戸の中にバトンが降ってくるのは不意打ちでしたが、書いてくださった紹介文からも、真顔でバトンを投げ込む姿が浮かんだので嬉しかったです。
さて本題
プロファイルの元画像(就寝準備中のカンムリワシ)どっかいっちゃった。マイピクチャに丁度あった王后陛下で我慢してください。
この元画像適度に劣化してて味がある。物質のバトンみたいだね。
そう言えば、まぐわうの語源は目が合うらしいね。ここを覗き込んだ君は僕と目が合った。同じ舞踏会場で。交差する星と星という意味で、どこかまぐわいのようでもある(目が合ったという意味だよ?)。深夜のテンション。さあ幻滅して!
・一番古い記事(こういう指定、天邪鬼的にすごく抵抗したくなる)
何が出てくるかすっごい怖かったけど無難なのが出てきて安心した!
・お気に入りの記事
無責任で申し訳ないのですが、全部投げっぱなしで読み返さないのでわかりません。自分で何書いたか怖くて見返せないというのもあるし、恥ずかしさもあるなぁ。その瞬間の僕が書いたものだから、今の僕とは無関係(逃亡)
そんなこともあってここはボトルメッセージのようなものだと思ってるので、誰かがネットの砂浜でその時の僕を拾ってくれれば良いんじゃないでしょうか。拾ったものは煮るなり焼くなりそっ閉じなり好きにしてください。
でもなぜ僕は海に手紙を流すようなことをするのだろう?それはきっとその瞬間の僕が君との出会いを信じてるから。内と外双方の意味でね。
それっぽいこと言ったから許して。
・次に回したい人
じゅりんさんに「あなたが落としたのはこの金のバトン?それともこの銀のバトン?」ってやろうとも思ったのですが、たまにはまじめに書いてみようという気分になりました(いつもまじめだよ?)。
・凪目 (id:nohere)さん
どこか似た見え方をしていて、バックグラウンドなんかも共通点が沢山見えてくる。それでいて、僕とは次元が違うようなきめ細かさで内外の世界を見ながら、多彩な言葉の表現をされていて。共感というよりも寧ろ憧れが強いかな。
僕が6色に見えるものが凪目さんには8色ぐらいに見えているんじゃないかという気がしてくる。
その見え方への憧れは、単に子供がワンダーを追い求めるような感覚であり、それでいてプロジェクターの中の自分をもっと深い被写界深度が設定できるカメラで覗きたいという欲望でもあり、でもその見え方に僕が耐えられるのかという好奇心でもある。
より深い世界が見れるパラレルワールド。自制しなければすべての記事にコメントを書いてしまうようなところ。でもなんだか壊してしまうのが怖くて踏み込みすぎないように気を付けてしまうところ。
最終記事が143日前ですが、購読ブログの新着記事欄を見るたびに探してしまう。もうすぐ日が暮れる公園のブランコで、今日もあの子は来なかったなーっていう気持ちの再現。
こういう場が必要な人にとってはある意味ではそれが必要ない状態は理想なのかもしれないから、こういうことを書くのが変な圧力になったら嫌だなと思ったけど、自分の気持ちとして伝えておきたいと思った。
このバトンは井戸から井戸に投げるというよりは、未来のテクノロジーを駆使したロケットで遠く離れた別の銀河に投射する感じ。でも不思議と座標は分かってる。何てったって高性能だからね。
・田代桃益(タシロトーマス) (id:tasirotoumasu)さん
怪しみいっぱいな世界!
僕には見えないものが見えている方。頭では理解が難しいけど、とてもためになると感じるのです。あとなんか面白い。
桃益さんは真面目で優しい方です(断言)。僕からの唐突な質問にもとても丁寧に答えてくださいました。(_人_)
・三州生桑 (id:sanshu_seiso)さん
直接やり取りをしたことがないのに恐縮ですが。
女性の絵も猫ちゃんの絵も、優しく透き通った目がとても好きです。
こんな感じ!
バトンを渡してやって欲しいというより、伝える機会のない『好き』を伝えたかっただけなので、いちいちお願いにはいきません。やってくれるのならきっとこれを砂浜で拾ってくれることでしょう。idコールしといて強引!
本当はあと2名いたのですが、お2人ともここはもう卒業されたようなので。
透明ななにかと健気に咲くかすみ草。
僕にとって本当に大切な出会いでした。お2人ともありがとう。またどこかで会えるといいな。お元気で!
その他の皆さんも、僕が痕跡を残している方たちはその他では済ますことができない存在です。みんな大好きだよ!本心!