先日熱を出した時に見た夢。
魘されて目を覚ましては同じシーンを見るということを繰り返した。時々あるのだけど、眠りが浅いせいか背景は現実の寝床から見るもので、そこに混沌が浮かんで感じられる。
変性意識状態に近いのだろうか。
とあるキャラクターが名前を呼ばれ出てくる(実際の名前と少しズレてた)。このキャラは最近見たものだからそこまで意味はないのかも。
僕はそれを眺めているのだけど、時々彼女になっていたりした。なんと言うのだろう、感情的な部分は直接彼女のものを感じている感じで、思考も時折重なる。
右に白い木が浮かび、伐り倒すように言われるけれど、どうしても実行に移せない。
左にも似たような、少し形状の違う白い木が浮かび、別の声がそれを伐り倒すように言うけれど、こちらもやっぱり実行に移せない。
やろうと思えば木は一撃で倒せる筈なのに身体が動かず、焦りばかりが身体中を駆け抜けて行く。
その後も交互にそれぞれの木が浮かび、外野の声に急かされ、結局実行できず。
でも何故できないのか分からない。出来るはずなのに何故か彼女にはそれができないのだ。
魘されて寝返りを打ちながらその繰り返しだった。
これは2週間前に見た夢で、ここまで下書きに入ってた。見直してみるとこれも、ずっとではないものの自分が異性と重なってる。
このキャラクターは性格は僕よりなのだけど、怪力系で体術に優れてる。性格は似ているけど、武闘派なところは違う。憧れるけどね。
この夢の場合は合一どうこうではなく、ただ意識が眺めている彼女と離れたり重なったりするような感じだった。
元々、特に感情的にはそういうプロセスを通して他者をシミュレートする癖があるようなので、それが夢でより具体的になった感じだった。だからそれ自体に意味はないと思う。
それよりも、記憶に残る夢に性質的に正反対だったり、逆にどこか僕に似ている異性が出てくるのは何かあるのかなぁと思う。性別自体というより、性質的な象徴として、という意味合いが強いのかなって。
あとはやっぱりそのキャラクターと同じような性質の部分で、選ぶに選べず手が出ない所かな。
分かってるよ。夢にまで出さなくても。
伐り倒してしまったらさ、後戻りできないじゃないか。選ぶことは本当に難しい。片方を捨てなければならないけれど、その片方にも無限の可能性が詰まってる。それをそう簡単に選べるものだろうか。
最近は以前より夢が記憶に残る。
何が望みなのだろうか。もどかしいな。
久々に無意識の構造読んでみようかな。こういう時kindleは便利だね。