感じたこと、思ったことノート

主観の瞬間的垂れ流し、混沌の整理、迷子の自分探し。井戸の底から雲の上まで。

慣れ

鼻炎でくしゃみが止まらない。粘度のない鼻水が垂れてくるので多分風邪が合わさってる。

何をしても落ち着かないし、頭はぼーっとするし、余裕はないし。

 

耳鼻科医に10段階にすると10と言われた酷い鼻炎持ちで、小中学校時代はしょっちゅうだった。ハウスダストと花粉の減感作に鼻中隔湾曲の手術、レーザーでだいぶ良くなって、こちらに来てからは環境の改善も手伝って風邪で具合が悪い時くらいしか鼻炎の症状は出なくなった。

 

昔は毎日こうだった。でも苦に思ったことは殆どなかった。アトピーも同じ。物心ついた時にはもうそうだったから。

でも慣れとは怖いもので、ひと度症状のない生活に慣れてたまに症状が出ると、もの凄く苦痛に感じる。

 

精神的な症状も同じだと思う。人ひとりの中でも苦痛の感じ方はその時の状態によって異なるけど、あまり浮きすぎると反動で深く沈むように、そして久々のストレスには過敏に反応してしまうように。

適度な苦痛がスパイスとなり得るように、反対に快感も慣れれば鈍化してしまうように、美しさも毎日見ていれば新鮮さを失ってしまうように。合理化の中に居て己も合理化の塊の生物であるからこそ、慣れというものには警戒しなくてはならないかもしれない。

個人にしても、集団にしても。

 

感覚の鈍化とか過敏症とか色々繋がりそうだけど、くしゃみが止まらないから終わり!