感じたこと、思ったことノート

主観の瞬間的垂れ流し、混沌の整理、迷子の自分探し。井戸の底から雲の上まで。

呪いの輝き

ギフトか呪いか

恐らくすべては呪われたギフトだ

与えられたギフトは返せない

呪いは解けない

 

ギフトに盲目になるか、呪いに囚われるか

それとも呪われたギフトを受け容れるのか

 

人が産まれ、生き、死んでゆく限り選ばなければならない

どれも正解であり、どれも不正解なのだろう

それでも選ばなければならない、無意識の内にも人は選ぶ

 

日が昇りそして沈み、潮は満ちそして引き

全ては昇沈を繰り返す

一瞬の火花は沢山の火花を見届ける

 

月が同じ形を取り戻す時、同じ選択をしているのだろうか

日が同じ位置に戻ってくる時、同じ選択をしているのだろうか

月が赤く染まる瞬間、日が輝きを失う瞬間も選択は繰り返される

 

でもそれは関係ない

どれも正解であり、どれも不正解であるならば

それでも瞬間的な火花の中で選択は繰り返される

 

この火花が散れば終わるのだろうか

全ての火花が散れば終わるのだろうか

膨張する太陽という火花で地球が燃え、その火花が消えれば終わるのだろうか

同じように全ての火花で満たされる惑星が燃え、全ての恒星が燃え尽きれば終わるのだろうか

 

全ての始まりと言われる爆発が一つの火花でしかないとしたら

また宇宙は恒星の火花で埋め尽くされ

その火花に縛られた大地が火花で埋め尽くされる

火花は火花を見届け、火花として散っていく

 

選択は火花の中で繰り返される

盲目であろうが、囚われようが、受け容れようが、火花は輝き散ってゆく

何度繰り返すかわからぬままに

 

ではなぜ選ばなければならないのだろうか

火花そのものが呪われているのだろうか

火花の輝きは呪いの輝きなのかもしれない

 

正解も不正解もないまま繰り返す

呪いの輝き

だからこそ美しいのだろう

呪いの輝きに魅入られ繰り返す

終わりのない呪い

 

 

書くことが思い浮かばないのでしばらく前に書いて下書きに放置されていたものを公開処刑とする。

落ち込んでたんだろうなぁ。呪いは呪いだけど。